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シンポジウム

日時:9月12日(土)16:30-18:00


顔学は面白い
―捜査用似顔絵の描画技法を通して顔学を考える―

登壇予定者:石川県警察 似顔絵捜査官 / 大阪府警察 似顔絵係
企画・司会・話題提供:渡邊伸行 (金沢工業大学)

企画趣旨・概要
 捜査用似顔絵の描画には、似顔絵描画の技術だけでなく、顔の生物学的構造 (人類学、歯学、解剖学)、顔の記憶とその言語化に関する知識や、犯行現場の目撃者や被害者の心理状態に配慮しながら顔の特徴を聞き出す技術 (心理学)、などが求められる。また近年の顔画像処理やAIの技術 (工学、情報学) が、捜査用似顔絵の描画にも有用と考えられる。以上のことから、捜査用似顔絵の知識や技術を紐解くと、顔に関する様々な示唆が得られる。また、顔学の様々な知識や技術が、捜査用似顔絵の技術向上に大いに役立つと期待される。
 今回、フォーラム顔学2026では、石川県警察本部刑事部鑑識課および大阪府警察本部刑事部鑑識課のご理解とご協力を得て、現職の似顔絵捜査員の方々を話題提供者としてお招きする。現場で捜査用似顔絵がどのように描かれているか、描画にはどのような知識や技術が求められるか、完成した似顔絵は捜査においてどのように活用されるのか、など、捜査用似顔絵描画の実際を語っていただく。また金沢工業大学で実施してきた、石川県警察の似顔絵捜査員との共同研究の一端も紹介する。総合討議では、顔学に従事されている大会参加者と似顔絵捜査員との議論を通して、顔の面白さ、顔学の面白さを共有すると共に、顔学が似顔絵捜査の技術向上にどのように関与できるか、その可能性を検討したい。